皆さまいかがお過ごしでしょうか。歌乃です。

かなり昔に使っていた、セカンドライフのスカルプトメッシュ用ブレンダーアドオンをBlender 4.0~に対応させました。

需要があるのかどうか微妙なツールですが (;・∀・)

github で公開中です。


MnM SL Sculpt Mesh Tool

セカンドライフのスカルプトメッシュを Blender でお手軽に作るためのツール (アドオン) です。


使い方

まずは、githubで Zip ファイルをダウンロードしてください。たぶん mnmSLSculptMeshTool-main.zip とかそんな感じのファイルです。

ダウンロードした ZIP ファイルは解凍しないでください。

Blender の preferences メニューから add-ons を選んで ローカルファイルからインストール (Install from disk) を選んで、先ほどダウンロードしてきた ZIP ファイルを選択します。

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インストールされたアドオン (SL Sculpt Mesh Tool) にチェックを入れます (多分インストール直後はチェックが入ってます)。

3D View (メイン画面) のツールシェルフに「MnMDesign」タブが表示されます (ショートカットは N キーです)。

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スカルプメッシュを作る

簡単です「MnMDesign Tools」パネルに表示されている「Create Mesh」ボタンを押すだけ。

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オプションとして、形とアスペクト比が選べます。

形 (shape) は、円筒系、球形、フラットパネルの 3 タイプ。

アスペクト比は

  • 1:1 (w32 x h32)
  • 1:4 (w16 x h64)
  • 1:16 (w8 x h128)
  • 1:32 (w4 x h256)
  • 4:1 (w64 x h16)
  • 16:1 (w128 x h8)
  • 32:1 (w256 x h4)

が選べます。

メッシュの生成と同時にUVMapとSculptMap用の画像も生成されます。

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スカルプトマップ画像の作り方

スカルプトメッシュの頂点編集が終わったら、スカルプトマップを BAKE する必要があります。

  • BAKEしたいスカルプトメッシュオブジェクトを選択します (編集モードではなくオブジェクトモードで)。
  • 「BAKE」ボタンを押します。
  • イメージエディターや UV エディターで BAKE された画像を確認します。
  • 画像名はオブジェクト名と同じになっています。

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マスク付きスカルプトマップ画像の作り方

マスク画像を用意することで、マスク付きスカルプマップ画像 (コピー対策用の透かし入り画像) を BAKE できます。

  • 事前に生成したいスカルプマップと同じ解像度 (同じアスペクト比x2、32x32なら64ピクセルx64ピクセル) の画像を用意します。
  • マスク画像はアルファチャンネルを持つ形式 (.png とか .tga とか) が必要です。
  • Textur block で新規テクスチャーを追加します。
  • テクスチャー名を「mask」に変更します。
  • 「Image settings」に用意しておいたマスク画像を読み込みます。
  • 「BAKE」ボタンをクリックして画像を生成し、イメージエディターや UV エディターで確認します。

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いつものセリフですが、ご利用は自己責任でお願いします (`・ω・´)

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