皆さま、いかがお過ごしでしょうか。歌乃です。

私のPCではセキュリティソフトウェアとして ESET Internet security を使用しています。

ネットで見る限り評価 (ほんとかどうかはわかりませんが) も高く、実際使用してみても、ファイルの検査速度も速く、普段はその存在を忘れてしまうほど軽快に動作しています。

(いつものごとく、大半は戯言です)

そんな ESET ですが、不満がないわけではありません。

それが、再起動時のシステム検査がおそろしく重い、という事です。

どれくらい重いかと言うと、画面（デスクトップ）が表示されてシステムチェックが始まると、数分間は一切入力を受け付けない状態です。

実際には入力を受け付けないわけではなく、操作が反映されるまでに時間がかかる状態です。

通常最優先で処理されるはずのタスクマネージャーでさえ表示されません（表示までに数分かかる）。

真っ暗な起動画面のままであれば、いらいらしながらも待つでしょう。

しかし、デスクトップが表示されているので、アイコンやコンテキストメニュー (右クリック) の操作をしたくなります。

実際、操作はできる (入力キューは受け付けている) のですが、反映はされません (表示、実行されるまでに数分かかる) 。

これはもはやイライラを通り越して、ウイルス感染や故障を疑ってしまうレベルです。

セキュリティ的にはシステムファイルの汚染 (改ざん) は致命的なので、その他の動作をおこなう前にチェックを済ませるというのは合理的だし、理解はできます。

でも、どうせ動かないなら「いまシステムチェック中だから操作しないで待っててね」と表示してほしい。

いかにも、もう動かせますよ？的な雰囲気を出しつつ裏で全リソースを使い切ってるようなことはやめてほしい。

しかも、再起動時に毎回チェックするもんだから、エラーかな？とおもって再起動するとまたこの状態になる無限ループ。

解決策

ということで、この ESET のスタートアップチェックを無効にすることにしました。

やり方は簡単で、ESET を立ち上げて、メニューの ツール ＞ スケジューラ ＞システムスタートアップファイルのチェック の項目のチェックを外すだけです。

もうひとつのシステムスタートアップファイルのチェックは ESET がアップデートした場合にシステムチェックを実行するためのスケジュールです。こちらは残して (チェックしたままにして) おきましょう。

安全性に関して

システムスタートアップファイルのチェックに関して実行しなくても大丈夫なのか。という心配がある方も多いと思います。

システムスタートアップファイルのチェックを無効にすることはセキュリティ的に好ましくありません。

この辺りは個々人の使用状況や環境に左右される問題だと思います。

私的にはこの設定に拠るセキュリティリスクよりも起動時 (再起動時) に発生する待ち時間の方がデメリットが多いと感じたという事に尽きます。

これは、私のPC環境が実験的 (開発環境) であり、再起動の頻度が一般のユーザーよりも多いということが大きく影響しています。

もう一つの理由として、最近の windows には windows defender というセキュリティシステムが搭載されています。

windows defender は当初役に立たないと酷評されていましたが、最近では評価は改善し、十分に機能していると言われています。

第三者機関の評価等を見る限り、追加のセキュリティアプリケーションをインストールしなくても問題なく運用できるレベルになっているようです。

ですので、システムファイルの保護にそこまで神経質にならなくても良いのかなと思っています。

気が向いた時に (自分が必要と感じた時に) 手動でシステムチェックをおこなえば十分だと判断しています。

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再起動は早くなりました。それでも数十秒はかかるんですけどね。
待ち時間てどうしてあんなに長く感じるんでしょうね(´・ω・`)