皆さま、いかがお過ごしでしょうか。歌乃です。
前回に引き続きWartalesのゲームリプレイをお届けします。
「Wartales」は中世ファンタジー風の世界を舞台にしたオープンワールドSRPGです。
傭兵団を運営して、頑固なじいさんと交渉したり、盗賊の片棒を担がされそうになったり、難民たちとの戦いに参加することになったりします。
プレイには日本語mod(外部リンク。公式ではない)を使用しています。 某掲示板にも日本語化modあるのでそちらを利用するのもアリです。日本語modのインストール方法やカスタマイズに関してはリンク先や某掲示板を参照してください。
前回のお話 https://www.mayonakanouta.com/blog/wartales-replay-009:
難民キャンプのリーダー・ファーガスに会ったウタノ傭兵団。
意見の違いから意図せず難民たちと敵対する関係を選んでしまうのでした。
傭兵団発足から、2カ月と11日(ゲーム内時間)が経過。
ルンドとの戦闘の後、苦い記憶を消すかのようにクエストをこなすウタノ傭兵団。
たちよった羊牧場で老夫婦とその娘の話を聞くことに。
娘の話では、年老いた両親のために羊牧場を手に入れたいけど、自分は難民なので、地元民との交渉で危険な目に遭うかもしれないと、ためらっているらしい。
まあ、こんなご時世だし、確かに警戒する気持ちは分かる。
ということで護衛として交渉についてきて欲しいらしい。報酬もきちんと払うとの事。
仕事だというなら問題ない。しっかり護衛させてもらいます。
向かった先は、羊牧場の持ち主、ウィルバート爺さんの漁師小屋。
問題の羊牧場はじいさんの妹さんから譲り受けたものらしいけど、今は使わずに野ざらし状態らしい。
ダーナ・ハヴィー「あなたは漁師でしょ。羊農場は使ってないじゃない。どうして譲ってくれないのよ!」
老人ウィルバート「わしの財産をどう使おうとわしの自由じゃ。難民なんかの自由にはさせん!」
まあまあ、二人とも、落ち着いて下さい。
今までの話から判断すると、
どう言いつくろっても、ハヴィー一家のの不法侵入に不法占拠だよ。
難民てこんなやつらばっかだな。終いには、
ダーナ・ハヴィー「協力する約束をしたんだから説得してよ!私たちを滞在させてくれたら報酬を払うわ!」
とか言い始めた。
うちが引き受けたのは護衛であって交渉役じゃないんだが。
犯罪者家族は全員捕まえて衛兵に引き渡してしまいたいが、選択肢が出ないので仕方がない。
じいさんと話すか。
あ、選択肢あった( ゚Д゚)
でも追い出すとなると戦闘になるよなー。ルンドとの戦いで、今はちょっとの戦闘って気分じゃないや。
ここはお金で解決しよう。
ウタノ「じいさん、これで羊牧場を譲ってくれないか」
少し多めの金貨を渡すと、ウィルバートじいさんはすんなりと応じてくれました。
なんだよ、物分かりのいい爺さんじゃないか。
羊牧場の権利を手に入れた話をダーナに伝えました。
まあ儲けにはならなかったけど一つの家族が助かったってことで満足するかー。
血も流れなかったしな。
ビンラット「お人好しなのは知ってるが、親切じゃメシは食えないぞ」
おっしゃる通りで。
ティルトレン地図クエスト【私有地】完了。
ティルトレン地図クエスト【新しい持ち主】完了。
ティルトレン地図クエスト【最初からやり直す】完了。
羊牧場からの帰り道。通りがかった裕福そうな農場から争うような声が。
無視しようかとも思いましたが、傭兵団の名声を高める機会かもしれないと思い直して、覗いてみました。
そこにいたのは、この辺の顔役である村長と若い夫婦。
詳しく話を聞いてみると、若い夫婦は難民で盗賊にそそのかされて、農場に食料を盗みに来たところを、見つかって捕まった、という事らしい。
オッディ村長はご立腹で、盗人は縛り首だとおっしゃってます。
まあ、状況に同情はするけど、盗みに加担した事実はどうしようもないな。
と思っていたら、若い夫婦の嫁の方に懇願された、
気乗りはしないけど、彼女の必死の態度に仕方なく了承。
彼を助けるためにひと肌脱ぐことに。
嫁さんの話から彼の「友達」は北の湖のキャンプに居るとの事。
さっそく北の湖のキャンプに向かうと
盗賊たちの拠点でした。
堂々と盗品を売ったりしてる時点で「だめだこいつら。早く何とかしないと」。
とにかく、リーダーらしき人物と話してみる。
仲間を心配するところは感心するけど、やらせてることがただの盗賊なんだよなぁ。
しかもすでに当たり前になってるのか、罪悪感も薄そうだし。
盗みにいった男は農場で捕まってると話したところ、助けに行くといって農場に向かってしまった。
これってやばい状況なんじゃなかろうか。
急いで後を追いかけると、案の定、住民と盗賊が衝突してました。
村長には「盗賊を連れてきたのか!」となじられる始末。
ちゃうねん。もともと盗賊はここを襲うつもりだったんだよ。若い夫婦はただのきっかけやねん。
結果的に連れてきてしまったのは事実だから、責任をとって戦わせていただきます。
ということで、村長たちに加勢して盗賊と戦闘開始。
盗賊をせん滅したことで、住民たちの怒りは沈静化。
盗賊を連れてきたことは不問になった。
運命ポイントをもらえたが、
若い夫婦の夫は処刑されてしまったらしい。嫁に恨まれることに。
村長には「おまえの軽率な介入で、うちの村にも犠牲者が大勢出た」と言われる始末。
何ともやるせない結末になったのでした。
ビンラット「俺たちは英雄じゃない。金で命をやり取りする傭兵だ」
そう言って、背中を軽く叩かれました。
ティルトレン地図クエスト【気になる遅れ】完了。
ティルトレン地図クエスト【死刑判決】完了。
それから何日かして、ストロムカップの女市長から傭兵団へ連絡が。
最近はウタノ傭兵団は新進気鋭の傭兵団として酒場でも話に上がるくらいにはなっていたので、ついに来たか、という感じです。
市長のいる役場に行ってみると、
難民キャンプを排除するための戦闘に参加してほしいとの事。
あー、やっぱこうなるのか。
これだけ難民が問題を起こしてればそうなるよなぁ。
報酬が払われる限りは、傭兵だしね。うん、引き受けるよ。
難民キャンプに向かうと、
ゴンテランデ女市長は待っていたらしい。
意外と信頼されていたようだ。普段の仕事ぶりからの評価かな。
衛兵に加勢して、難民の排除を開始。
戦闘は市長側が危なげなく勝利。
難民のリーダーファーガスが忌々しそうに私を睨んでいます。
どちらの言い分にも共感できるところがありますが、住民の生活を犠牲にしてまで、難民を受け入れる必要があるのか、住民に何の関係もない難民のために犠牲を受け入れろと言えるのか、と考えればおのずと答えは出ています。
遅かれ早かれファーガスと難民たちは行き詰っていたでしょう。
私たちはただの傭兵なので成り行きを見守ります。
ファーガスは処断され、難民たちは追い払われました。
ゴンテランデ市長からは感謝と報酬をもらいましたが、正直複雑な気分です。
地域クエスト【ティルトレンの運命】完了。
ストロムカップに戻ってみると、そこらにいた難民や物乞いはいなくなっていました。
ゴンテランデ女市長から報酬として受け取ったものの中には国境を通るための通行証も含まれていました。
ウタノ「この国以外の場所に活動を広げるのもいいかもなぁ」
部隊員も反対の者はいないようで、準備がととのったら新しい街を目指すか、と気持ちを新たにするウタノ隊長なのでした。
次回に続く!(かもしれない)