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SCUMにはクラフトシステムと同じような手順でフィールド上にオブジェクトを組み上げることができる、建築がコンテンツとして用意されています。
建築コンテンツはある程度の制限はありますが、拠点の建築を可能にさせます。プレイヤーは防壁や家屋を建てることにより外敵や自然環境から安全に過ごせる場所を手に入れることができます。
今回は建築システムに関して紹介していきたいと思います。
建築にはエンジニアリングのスキルが影響してきます。
エンジニアリングのスキルには4段階のレベルがあり、
NO SKILL
↓
BASIC
↓
MEDIUM
↓
ADVANCED
の順にレベルが上がっていきます。
建築に使用できるレシピはスキルのレベルによって解放されるため、レベルが低いうちは使用できない(作成できない)レシピが存在します。
クラフト画面の右側にレシピが表示されます。
レシピの一番下に建築関連のレシピがまとめられています。
レシピはスキルのレベルごとに区分けされており、その中でさらに作成できるもの(色付き)とできないもの(グレイアウト)に分かれています。
レシピの中から設置したいものを選択してクラフトボタンを押します。
建築物が青いホログラフィックで表示されるので、フィールド上にそれを設置します。
何らかの理由で建築不可場合はホログラフィックが赤く表示されます。
障害物や、地面が傾き過ぎていると建築できません。
設置すると、建築に必要な材料が表示されます。
必要な材料はスキルのレベルに依って増減します
構造物は平面でないと建てられないため、建てる前に土台の建築が必要な場合があります。
土台はホログラフィックの状態(建築完了前)であれば高さの変更が可能です。Fキー長押しで高さ調整のメニューが表示されます。
大抵の建造物は丸太や板など木材が大量に必要となるので、本格的な建築の前には木材の確保を考慮した建築計画をする必要があります。
建造物はそれぞれ耐久値を持っていて、耐久値が0になると破壊されます。
シングルプレイの場合は、建物を破壊する敵はいないので、補給や物資の備蓄所としてまた外敵や自然からのシェルターとして建築をおこなうのもいいかもしれません。
マルチプレイの場合は建物の破壊やピッキングによる鍵の突破があるので、建築は徒労やイタチごっこに陥る場合があり、PvPや争いごとが好きな人以外にはおすすめしません。 建てる場合は誰も気づかないような場所か、襲われる前提で厳重に防衛するかになります。それだけの手間をかけてもログアウト時に襲われれば対応できないので、そういった事態にも対応できるのであれば楽しめるかもしれません。
建築の自由度はそこまで高くありませんが、建築後の建物の中には作業台や多くの収納スペースを持つ家具、銃器を飾ることのできる棚などを設置することができます。
集めたアイテムをコレクションしたり、補給品を備蓄したりするためにも建物は必要になってきます。
建築コンテンツはエンドコンテンツに近い存在ですが、建てた物で景観を楽しんだり、建築自体を楽しんだり、私のように大量の木材を運ぶことに喜びを覚えるようになれるかもしれません。
探索や銃撃戦に飽きたら、のんびり丸太小屋をたててみるのはどうでしょう?
RE:PLAY
※ロールプレイにより地の文が一人称になっております。
私が現在活動拠点にしているアウトポストの沖にはいくつかの島がある。
大きさはそこそこで、きれいな浜辺があり、ちょっとした別荘でも建てればのんびりと過ごせそうな、そんな島だ。
うす暗がりの中、ぼんやりと対岸を眺めていると、不意にその浜辺にビーチパラソルでも立ててのんびり過ごしてみたくなった。
ゴムボートを手に入れたのも影響していたのかもしれない。
気付いたら暗闇の中、木の板を積み込んだボートに乗り込んでいた。
月明かりの中で砂浜に立つ。
うん、悪くない。
ここにデッキを作れば素敵なビーチに早変わりだ。
「まずは明かりが必要かな」
私は丸太を運び焚火を組み立てると、火をつけた。
砂浜に少しずつデッキが組みあがっていく。
材料がまだまだ足りない。
雑貨屋と砂浜をあと数回は往復することになりそうだ。
少しづつ明るくなっていく浜辺で組みあがったデッキを眺めていると
少し欲が出てしまった。
デッキの上にログハウスを建てたくなったのだ。
朝日の中で出来上がったログハウスを眺める。
満たされた気分だったが、
後先考えず、徹夜で作業してしまったのはきっと何か変なテンションだったせいだ。
雑貨屋のおやじにもらったエネルギードリンクのせいかもしれない。
もう当分、丸太は見たくないな。
私は朝日に目をしかめながら心底そう思った。