※このページの情報は Build version 0.7.14.50435 時点でのものです。アップデート等で頻繁に修正や調整が入るため位置情報や数値などは参考程度に考えてください。
SCUMには野生動物や逃げだした家畜など数種類の動物が存在します。
そしてその動物のほとんどは狩ることができます。
もちろん、動物の中には大人しく狩られるだけではなく、向こうからこちらを狩ろうと襲ってくるタイプもいます。
絶対数が少ないので囲まれるようなことは稀ですが、パペットと同様に危険な相手となっています。
動物は以下の種類が存在します。
このうちクマ・オオカミ・サメは攻撃的で、囚人を見かけると襲い掛かってきます。
クマ、オオカミ。どちらも囚人を見ると襲い掛かってきます。
オオカミは複数頭で現れることがあるので状況によってはクマよりも厄介です。
イノシシ、ヤギ。
襲ってくるわけではありませんが、どちらも囚人を見かけると突進してきます。
とくにイノシシの突進は凶悪で、足の負傷やノックアウト(脳震盪)を起こす場合があります。
ノックアウトになると倒れたまま一定時間動くことができません。足の負傷は走行に影響し、足を引きずった状態になり、回復するまで全速力は出せません。
シカ、ウマ、ロバ。
今後のアップデートで乗れるようになるとかならないとか(なるといいな('ω'))。
※私だけかもしれませんが、ロバの鳴き声が人の断末魔のようで聞くたびにびくってなります。
ウサギ、ニワトリ。
※ウサギを1羽2羽と数えるのは、その昔、宗教的理由で4本足動物の食用が禁忌とされた時代に「うさぎは2本足で飛ぶ(跳ぶ)から鳥の仲間だよね。だから食べてもいいよね。」という涙ぐましい言い訳のなごりらしいです。
カラス、カモメ。
囚人に気付くと空中に逃げます。別の言い方をすると普通に「飛び」ます。
※サメは深海にいるとの噂ですが、私はまだ出会えていません。どこにいるのでしょう(´・ω・`)
噛みつかれた場合はFキーの連打で逃げ出せるとのこと。
動物はアーマーなどを着ていないため、9mmでもヘッドショットすれば一撃で倒せます。
動物を倒すと死体が残り、死体はさらに解体することで肉と皮が手に入ります。
鳥やウサギなど小型のものは皮が出ません。代わりに鳥は羽が取れます。
動物の肉は栄養価が高く、料理することで効果の高い食料がクラフトできます。
ただし、生肉は傷みやすく、品質がどんどん下がるので、素早く調理や作業をおこなわなければいけません。
大型動物(クマやイノシシ、ウマなど)は肉や皮以外にも頭や手足などのパーツを残します。
そういったパーツはクラフト素材または装備品に加工することができます。
純粋なハンターロールプレイや辺境でのキャンプサバイバルでは、いかに効率よく動物を狩れるかが重要になってきます。
動物はある程度の距離まで近づけば「鳴き声」を発しているので、それによって存在が把握できます。
鳴き声が聞こえれば、フォーカスモード(通常状態で右マウスボタンを押しっぱなし)にすることで、環境音(風の音や虫の声)が消え、動物の足跡や痕跡が浮かび上がってきます。
フォーカスモード、周りが薄暗くなり軽くズーム(フォーカス)します。
フォーカスモード中は周りの痕跡が浮かび上がって見えるようになります。
足跡や血痕、移動した方向がわかるようになっています。
食料確保の手段として、クラフトアイテムの入手先として、純粋なハンティング対象として動物の存在は、島での生活に色どりを与えてくれます。
終わりの無いパペットとの戦いや、バンカー巡りに飽きてきたなら、ぜひハンティングを試してみてください。
RE:PLAY
※ロールプレイにより地の文が一人称になっております。
ピックアップトラックを手に入れ、西のアウトポストに無事帰還した私だったが、生活は変わっていなかった。
それというのも、手に入れたピックアップトラックを失ってしまっていたからだ。
朝、キャンプの近くに停めていたはずの車は、夕方に戻ると消えていた。
辺りを探し回り、車屋のオヤジに聞いてみたりもしたが、
「目を離したお前さんが悪いわな。お前さんはその車をどうやって手に入れた?ディーラで購入でもしたかい?つまりはそういうこった。」 「・・・(´・ω・`)」
車屋のオヤジの言い分に一言も言い返せなかった私は、アウトポストの入り口に掲げられていた看板の意味を今さらながらに実感するのだった。
意訳:「駐車時間は2時間まで、もしそれ以上停めてたら保証はできない。」
そう、この島は「そういう」場所だった。
その夜はキャンプの焚火の側でふて寝をするしかなかった。
起こったことを嘆いても始まらない。
私はアウトポストの近場にあるアパートメントで探索をおこなっていた。
大したものは見つからなかったが、チリも積もればなんとやら。
私は膨らんだバックパックを担いで、アウトポストへと急いだ。
帰り道。アウトポストへ向かう山道を下っていると、周りから荒い息遣いが聞こえた。
狼のような唸り声ではない。
周囲を警戒しようとした矢先、横合いから大きな熊が飛び出してきた。
急いで足を止めて、近くの立木を間に挟むように位置をとる。
熊はゆっくりと立ち上がろうとしている。私は不思議と落ち着いていた。
ホルスターから使い慣れたHS9を抜いた。
熊が咆哮を上げながらこちらに向かってくる。
私はトリガーを引き絞った。
数発の銃声の後、熊は私の横を通り過ぎ、木にぶつかってそのまま動かなくなった。
当たり所が良かったのだろう。
今頃になって心臓が早鐘のように打ちだした。
予想外の遭遇だったが、私は初めての獲物を手に入れた。
町に持って帰りたいが、このままでは大きすぎて運べない。
それに早く血抜きをしたほうがいいとどこかで聞いたこともある。
私は慣れない手つきでこの大物の解体に取り掛かったのだった。
解体作業は思った以上に大変だった。頭や手足、皮、そして大量の肉。
私は何度も町と解体現場を往復することになった。
血の匂いに誘われたのだろう、何度目かの往復の時、狼がいるのに気が付いた。
今日はきっとそういう日なんだろう。
私は向こうが気付く前に、引き金を引いた。
熊と狼、両方の獲物を解体し、町で売ることに成功した。
酒場を手伝っている若い娘が淡々と買取をしてくれる。
愛想がないのがあれだが、よく働くいい子だ。
肉は需要が高いのか結構な値段で売れた。うれしい誤算だ。
今日は思いがけない収入があった。
気分が高揚していた私は、雑貨屋のおっさんと話し込んでいた。
話題は当然今日の「狩り」について。
戦利品を見せながらハンターにでもなろうか、などと吹く私におっさんは苦笑しながら付き合ってくれた。
その後、見せびらかしていた戦利品を売ったのだが、おっさんにいいように買いたたかれてしまった。