皆さま、いかがお過ごしでしょうか。歌乃です。
前回に引き続きWartalesのゲームリプレイをお届けします。
「Wartales」は中世ファンタジー風の世界を舞台にしたオープンワールドSRPGです。
傭兵団を運営して、神聖な森を守ったり、鍛冶屋の新人をリクルートしたり、狂気に取りつかれた父親を天に返したりします。
プレイには日本語mod(外部リンク。公式ではない)を使用しています。 某掲示板にも日本語化modあるのでそちらを利用するのもアリです。日本語modのインストール方法やカスタマイズに関してはリンク先や某掲示板を参照してください。
前回のお話 https://www.mayonakanouta.com/blog/wartales-replay-008:
新規メンバーを加えて、本格的な傭兵活動を開始したウタノ傭兵団。
地域の住民からの信頼を集めるために、疫病ネズミの巣を駆除をしたり、難民に悩まされる前哨基地の隊長さんを手助けしたり、地道な活動に精を出すのでした。
傭兵団発足から、2カ月と4日(ゲーム内時間)が経過。
難民のリーダーから連絡を受けたウタノ傭兵団。
先日の前哨基地での出来事もあり、微妙な立場になっていますが、会ってみない事にはどういった話しなのかもわかりません。
ウタノ「会うだけあってみるかなー」
ということで、難民キャンプまで出向くことに。
難民キャンプはストロムカップからみて南東の森の中にあります。
難民キャンプ、と言うか、彼らは廃棄された集落を占拠して、そこを自分たちの街にする計画らしいです。
それってこの国の法律的に大丈夫なの?と突っ込みたくなるのをこらえつつ話を聞きます。
難民のリーダー、ファーガスさんに「難民を見捨てて、地元住民たちの側に立つんだね」としょっぱなから嫌味を言われます。
あーこれはすでにバートラムの件は知ってる感じかな。知ってて呼びつけるのは、あれかな、その件を取引材料に何かさせる気かな。
と警戒してると案の定、彼らの仲間が木の伐採に行ったまま帰ってこないので、様子を見て来てほしいとの事。
うんまあ、その程度ならやってあげてもいいかな。本当なら有料だけどね。だって傭兵団だし。お給料払わないとだし。
てことで、北にある木こりキャンプへ向かいました。
木こりキャンプにたどり着くと、探していた木こりたちは無事でした。
あんたらのボスが心配してたから一回帰ったほうが良くない?と説得しはじめた時、キャンプの外から争う声が。
なんだなんだと見に行くと、
地元の森林警備隊が伐採を止めるために実力行使に来ていました。
警備隊の言い分は、ここは神聖な山で精霊の持ち物だから、たとえ誰であっても木を切るとか罰当たりなことをしてはならない。
難民の木こりの言い分は、そんな迷信を信じて木を切らないのは馬鹿げてる。この木があれば難民キャンプの復興ができるんだ。こんなに木があるんだから少しぐらい切っても誰の迷惑にもならないじゃないか。
ふむふむ。お互いの言いたいことはわかった。
理由は簡単。私の心が日本人で警備隊の言い分に共感できるから。
想像してみて。海外の人が日本にやってきて「お金に困ってるから木を切って売るんだ。こんなにいっぱいあるから平気だよ」って言って神社の御神木とか切ってたら、正しいかどうかは別として「なんて罰当たりなことするんだ」って反射的に思うでしょ。
私的には実際に餓死するくらい困窮したら御神木でもなんでも売っぱらうだろうと思うけど、逆に言うとそのくらいにならないとできないくらいには禁忌なんだよね。神域とかに手を出すのって。
こんだけ文明や科学が進んだのに、変わらず身近に神様が住んでて、それがあまりに当たり前のことで気にもしてないとか、ほんと不思議な国だよ日本は。
閑話休題。
難民には同情するけど、神域は冒せない。
てことで、警備隊に加勢して戦闘開始。
すぐに、木こりは戦意喪失して逃走しはじめたので、見逃して勝利を収めました。
さすがに盗賊じゃないので皆殺しは気が引けた。
警備隊の隊長に感謝されてクエスト完了。
そんなつもりじゃなかったけど完全に難民と敵対しちゃったなぁ。
ティルトレン地図クエスト【行方不明の木こり】完了。
ティルトレン地図クエスト【伝説の存在】完了。
難民キャンプに戻るわけにもいかないので、別のルートで街に戻ることに。
その途中で放棄された塔を見かけて寄ってみることに。
中には囚人らしい男が一人。
男の名前はクラース。難民というか、他領からの逃亡者かな。
鎖につながれてるのは忍びないので、カラーオンに頼んでピッキング。足枷から解放してあげました。
話を聞く限りラハート伯爵はずいぶんと好き勝手にやっているらしい。
まあ貴族なんてそんなものさ。関わらないのが一番だ。
ティルトレン地図クエスト【鎖につながれた男】完了。
と思っていたのに、クラースは部隊についてくるようです。
しかもラハート伯爵の兵に追われてて、なんとか身を隠せるとこまで連れて行けとか言いだす始末。
あー、めんどうなやつ拾っちゃったよ、もー。
確認すると鍛冶屋見習いらしい。
ティーバ「ストロムカップのフーラン師匠が下働きを探してましたよ」
あーそう言えばそうだったね。
てか、ティーバはフーランに弟子入り(RP的に)してたんだ?そっちのが驚きだよ。
仕方ないのでストロムカップまでクラースを連れていくことにしました。
クラースを探しているのか、ラハート伯爵の兵が塔に近付いてきます。
追跡をかわすために、ハーケンを使って裏の崖から脱出を試みました。
うまく躱せたようで、追ってくる者はいませんでした。
急ぎ足で街に入り、鍛冶屋へ。
フーランに話してた職人を連れてきたと話すと、
フーラン「鍛冶工を頼んだのに、逃亡中の難民を連れてきやがったのか!?」
と怒鳴られました。ですよね。返す言葉もございません。
怒鳴りながらも、ちゃんと匿って、働かせてくれるフーラン師匠、まじイケメン。
なぜか運命ポイントまでもらえてしまった。
師匠、これからもお世話になります。
ティルトレン地図クエスト【金床のない鍛冶屋】完了。
ティルトレン地図クエスト【雇用のためのハンマー】完了。
宿屋でクエスト依頼を見ていて気付いた。
マティアス・ルンド。ルンド・・・ってルンド農場のルンド!?娘殺されて気が触れたっていう親父さん!?
なんで指名手配なんかに・・・って、あれか、復讐に取りつかれて見境なくなっちゃったのか。
うーん、難易度高いんだよなぁ。でも人数増えたしいけるかなぁ。
よし、行こう。
という事でルンドの討伐依頼を受注しました。
マティアス・ルンドはルンド農場の北、ストロムカップ製紛所の近くにいます。
全身返り血にまみれており、話しかけても「ルシラ・・・全員殺してやる!」と、もはや話が通じる状態ではありません。
複雑な気持ちですが、誰かが止めなければ。
ウタノ「これも仕事だ、恨みっこなしでいこうぜ」
マティアス・ルンドは強かった。
うちの前衛が三人がかりで足止めしても倒れなかった。
そして最後はウタノの矢を首に受けて、崩れるように膝を折った。
苦戦したわけでもないのに、隊員の誰もが疲れた顔をしていた。
戦利品は禍々しい両手持ちのモーニングスター。
ティーバ「この柄に巻かれてる皮って・・・」
街に帰ったらすぐにでも売り払おうと、心に決めたウタノ隊長でした。
次回に続く!(かもしれない)