皆さま、いかがお過ごしでしょうか。歌乃です。
前回に引き続きWartalesのゲームリプレイをお届けします。

「Wartales」は中世ファンタジー風の世界を舞台にしたオープンワールドSRPGです。

傭兵団を運営して、古い灯台を占拠した野盗を排除したり、キャンプでおいしい料理を作ったり、幽霊オオカミや幽霊イノシシと格闘したりします。

プレイには日本語mod（外部リンク。公式ではない）を使用しています。 某掲示板にも日本語化modあるのでそちらを利用するのもアリです。日本語modのインストール方法やカスタマイズに関してはリンク先や某掲示板を参照してください。

前回のお話 https://www.mayonakanouta.com/blog/wartales-replay-002：
初の討伐クエストを受注したウタノ傭兵団。
いろいろと想定外の出来事に見舞われながらも何とか初討伐クエストを完了、報酬を手にしたのでした。

傭兵団発足から、5日と10時間経過。

ビンラッド「戦力の増強が必要だな」

頼りになるオヤジが、そう提案した。

確かにこれまでは特に苦も無く戦いにも手こずることはなかったけれど、今後の傭兵として大成するためにはもっと力が必要になるだろう。

隊員を増やすか、装備を整えるか。

ということで手っ取り早く装備を強化してみました。できる範囲で。

Wartalesでは鍛冶場で装備品を自作出来ます。そして鍛冶場を使用するためにはサブジョブとして「鍛冶屋」が必要です。

うちの鍛冶屋担当は、剣バカのティーバ嬢。戦闘以外でも武器にさわっていれば幸せな、彼女にぴったりの職業ですね。

とは言ってもレベルの低い序盤は鍛冶屋なんだか雑貨屋なんだかわからないクラフトをこなす必要があります。

素材も大して揃ってないですしね。手持ちの素材をやりくりして最大限、部隊の強化を目指します。

鎧なんかは素材が足りないので、全員に間に合わせの防具と最前線の多いティーバ嬢には盾を持たせて、少しでも装甲を積んでみました。

できれば武器も作って殲滅力を上げたいところだけれど、素材がなければどうにもなりません。

この世界の鍛冶屋にはなぜか武器が売っていないのです。どこかの武器屋には売ってたりするんだろうか？

クラフトによって新しいアイテムを手に入れたことで、知識ポイントもたまったので、新しい知識（レシピ）を開放します。

今回は片手武器関連のレシピを選択。素材がないので、当分は作れないけどね。

戦力強化を考えるなら手っ取り早いのは人員を増やすことです。数は力なり。

しかしながら、自分が欲しいと思う職種や属性持ちのユニットがタイミングよく居てくれるとは限りません。

今回もコレという人材がいなかったため採用は見送りです。

当面の資金を確保するためにクエストを受けておくことにしました。

前回の失敗（未受託のクエスト対象と戦闘になった）から、受けられそうなクエストはとりあえず全部受けておくことにします。

こなせそうな（簡単そうな）クエストは３つ。

近くのものから順番に回っていくことにします。ついでに素材も集めて行こうという作戦。

ティルトレン製材所を発見。

別のクエストを受ける気はないですが、とりあえず立ち寄って、中の確認だけはしておきます。

建物の中というか敷地内には素材がある場合があります。

今回は「麻」を見つけました。もちろん拾っておきます。

第一ターゲットに遭遇。

相手の人数が一人という事もあって、無傷で勝利。

装備増強の効果があったかどうかは微妙。

第二ターゲットを発見。

クエスト内容は、危険な場所だから踏み込まないように警告する、という内容で戦闘は発生しません。

今回は影響力を消費して対象の説得に成功し、クエスト完了。

第三ターゲットを発見する前に、資源をたくさん採集したことと、建物などの多く発見したことで「生き方」のパークが解放されました。

「生き方」はプレイヤーの行動（戦闘する、新しいエリアを発見する、資源を採集するなどなど）によって経験値が増えていき、一定数をこなすとポイントがもらえ、そのポイントでパークが解放できる仕組みです。

第三ターゲットの古い灯台がなかなか見つからずうろうろとしてる間にいろいろな資材が集まったので、キャンプ用品を充実させてみました。

キャンプ用品その１：つなぎ柱

馬を止めておく場所です。馬の運搬上限が上がります。

キャンプ用品その２：テント

テントに隊員を割り当てると、戦闘中に消費される武勇ポイントを回復することができます。

テントとつなぎ柱を設置してそれらしくなってきたキャンプ。

まだまだ充実とまでは言えないけれど、無いよりは良いかな。

やっとこさ「古い灯台」を発見。

立て籠もっているので、向こうから戦闘を仕掛けてくることはありません。

なのでこちらから乗り込んでいきます。

人数的にはイーブンでしたが、相手のホームグラウンドのせいか、初期配置が悪かったです。

足元にぬかるみ（泥）が多く、移動が阻害されるうえ、相手もそこから出てきません。

ウタノ以外全員が接敵の上、相手の射手がフリー状態でぬかるみの奥から好きに撃たれる始末。

文字通りの泥仕合に。

ごり押しで倒していき、最後はウタノの射撃でフィニッシュ。

なんとか隊長の威厳は保てたかいな。

占拠されていた灯台には、鍵のかかったチェストがありました。

鍵のかかったチェストはロックピックで開けることができます。

ただし、鍵開けをするには「盗賊」のサブジョブに就く必要があります。

ビンラッド「しゃーねえなぁ、俺に任せとけ。昔取ったなんとやらってな───」

カチャリ、と軽い音を立てて錠前が開いた。

頼れるオヤジがニヤリ、と笑った。

ティルトレン地図クエスト【古い灯台】完了。

無事クエストを完了させて帰途に就いたウタノ傭兵団でしたが、帰り道で怪しげな霧にまかれてしまいます。

怪しげな霧の中から襲い掛かってきたのは、幽霊の群れでした。

見通しの悪い霧の中での戦闘。

青白いオオカミに襲われたティーバの顔がみるみるうちに青ざめていく。

慣れない敵との戦闘に手間取っていると、霧の奥から何かが現れた。

新手の敵に何とか一撃当てたティーバだったが、そこが限界だったのか、恐慌状態に陥り、でたらめな方向に叫びながら走って行ってしまった。

誰もが真っ青な顔をしている。取り乱したティーバを誰も責められない。

ビンラッドが恐怖の雄たけびを上げながらナイトメアに飛び掛かった。

そうして恐怖の一夜が明けた。

夜の森の恐ろしさを改めて思い知ったウタノ傭兵団の面々。

誰もが押し黙ったまま、ストロムカップへの帰り道を急いだのでした。

次回に続く！（かもしれない）
次のお話、https://www.mayonakanouta.com/blog/wartales-replay-004