皆さま、ごきげんよう。歌乃です。
うちでは、VR ヘッドセットとして「Oculus Quest 2」を使用しています。
単体でも動作可能なVR HMDですが「SteamVR」などPCと接続して使う場面も多いです。
基本的には Oculus Air Link というWIFIを使った無線接続でPCと接続しているのですが、無線環境の問題で一時的につながらなくなったり、遅延の少ない状態でテストをおこないたい場合などはUSBケーブルによる有線接続をおこなっています。
その際PCに入っている「Oculus App」に接続状況が表示されるのですが、USB2.0の場合こんな感じで注意が表示されます。
USBちゃんと判別してるのね。まあ2.0だと遅いもんね。
マイクが未検出なのは動画撮影時に音声が拾われないようにマイクをミュートしているためです。壊れているわけじゃないですよ。
USB3.0対応ケーブルを使って接続すると
警告が消えます。
実際どの程度変わるのかですが、試しにBeatsaber で起動までの時間を比べてみました。
動画を撮って起動までの秒数を計ったのでそれほど正確ではないですが、USB2の場合だと起動から操作可能になるまで7秒程度、USB3だと6秒程度でした。
計測時間はPCの環境によっても変わります。目安程度に考えてください。
思ったほど早くなっていませんが、体感的に感じられる程度の差はあります。
USB2.0のまま使っている方は、試しに交換してみるのもいいかもしれません。
今回使用したケーブルはUgreenのものを使ってみました。いつもはAnkerのものを買うんですが、たまに違うメーカーのものを買って使用感を確かめています。
今回購入したのは2mのケーブル。 ナイロンで被覆されていてそこそこ高級感があります。
TypeA側のコネクタが青になっているのでUSB3.0対応なのがわかりやすくていいです。ちなみにUSB2.0だと白いです。
コネクタにはUgreenのロゴが入ってます。
使用感ですが、硬いです。
しっかりしているのですが、HMDなどで激しく動く場合は向いてません。
もっと柔らかいケーブルを使うか、無難にWIFIで無線接続がいいと思います。
あまり動かない、機能評価や有線接続でテストをおこなうなどの用途向けですかね。
速度的には改善されると思うので、そのあたりをこだわりたい人向けでしょうか。
あと、注意してほしいのはUSB3.0とPD3.0は別物です。
USB2.0でもPD3.0対応しているものもあるので、誤解を生みそうな表記をしている製品をよく見かけます。
PD3.0は給電規格なので、通信速度には関係ありません。
USB3.0もしくはUSB3.1対応と明記されているものをお求めください。
お約束のamazonリンクを貼っておくので気になった方は確認してみてください。ケーブルの出っ張りが気になる方はL字型のコネクタもおすすめです。