皆さま、いかがお過ごしでしょうか。歌乃です。
前回に引き続きWartalesのゲームリプレイをお届けします。
「Wartales」は中世ファンタジー風の世界を舞台にしたオープンワールドSRPGです。
傭兵団を運営して、闘技場で優勝したり、暗殺スキルを伝授されたり、盗賊に占拠された鉱山を開放したりします。
プレイには日本語mod(外部リンク。公式ではない)を使用しています。 某掲示板にも日本語化modあるのでそちらを利用するのもアリです。日本語modのインストール方法やカスタマイズに関してはリンク先や某掲示板を参照してください。
前回のお話 https://www.mayonakanouta.com/blog/wartales-replay-011:
ティルトレンでやり残しのクエストをこなすウタノ傭兵団。
古代人の墓を探索し、ネズミの巣を排除するために国境付近に向かうことに。
傭兵団発足から、2カ月と23日(ゲーム内時間)が経過。
ゴセンバーグのヴェルトリュース地方はワインの産地らしく、街道沿いまで一面のブドウ畑が広がっている。
立てられた看板で確認すると北にマルハイムという街があるらしい。
まずはそこを目指すことに。
国境から一日ほど進んで、マルハイムの街にたどり着いた。
マルハイムはヴェルトリュース地方の主要都市で、ストロムカップと同じかそれ以上に栄えている街である。
街に着いたウタノ傭兵団。
役所に顔を出し(RP的に)、駐屯地建設の許可を取って、さっそく拠点の構築をはじめました。
ウタノ「活動資金はあるから、しっかりしたのを建ててくれよ」
気前のいい依頼主に大工たちも張り切り、あっという間に駐屯所が完成しました。
活動拠点はできましたが、ヴェルトリュース地方ではまだまだ無名の傭兵団です。
名前を売るため(と駐屯地建設のために浪費した資金の回収のため)に、いつもの盗賊討伐クエストを受けることに。
ここでも野党の類は変わらず多いようです。
討伐クエストの道筋で立ち寄ったウィンフェルの私有地では、ちょうど結婚式の準備を行っていました。
花嫁本人には会えませんでしたが、結婚祝いは受け付けているとの事。
めでたい事なので、喜んで結婚祝いを贈らせていただきました。
ヴェルトリュース地図クエスト【結婚披露宴】完了。
いつものごとく討伐ついでに資源回収をおこなっていると、いつの間にか道に迷って知らない場所に来ていました。
どうやら方向を間違えて北の国境関所まで来てしまっていたようです。
いそいで街道を引き返していると、闘技場を発見しました。
スモットの闘技場は戦士たちの間ではそれなりに有名な場所のようで、マルハイムや近隣の農場などでも噂を聞いたことがありました。
ティーバ「是非とも、腕試しをさせてください!」
こういったことの大好きな剣バカがなんか言い出したので、隊員の慰労も兼ねて闘技場を訪ねてみることに。
ルールは4人組のチームで3回勝ち抜き戦を行い、勝ち残れば闘技場のチャンピオンに挑戦できるとの事。
チャンピオンに勝つことができれば、それなりの賞品が用意されているらしい。
ティーバはすでにチャンピオンと戦う気になっているのか、鼻息も荒く剣を振っている。
仕方ないので、ティーバ(剣)、トーラス(斧)、ビンラッド(短剣)、ウタノ(弓)の四人で参加することに。
負けたとしても命までは取られない、普段の討伐からすれば気楽なもんだ。
一名だけいつも以上に、やる気のみなぎってるやつはいるが。
戦闘は予想以上に激しかった。
死なないといっても本当に死なせないだけで、状態異常やケガはそのまま受けてしまう。
そして準備をする間もなく、次の戦闘が始まる。
しかも毒や炎、しまいには疫病ネズミや獣まで、けしかけてくる。観客を喜ばせるためだろうが、戦っている者にはいい迷惑である。
そんな過酷な状況でも一人生き生きとティーバは剣を振り回して敵を薙ぎ払っていく。
気が付くと、私たちのチームはチャンピオンとの決勝に進んでいた。
場内の観客は、新しい挑戦者の登場に大興奮だ。賭けの対象にでもなっているのか、応援だけでなく、多くの野次も飛んでくる。
会場の興奮と熱気とは対照的に、私の気分は冷えていく、戦いは冷静さを失ったものから死んでいくのだ。
一人だけ大興奮のやつがいるが。無視しよう。
チャンピオンのスモットは強かった。
極限まで鍛えられた体は鋼のようで、こちらの攻撃をいくら当てても倒れる様子がない。
1対4でなければ試合にならないというのも納得だ。
しかしこちらも今まで幾度も死線をくぐり抜けてきた傭兵だ。
それにここには一人ではない、信じれる仲間が一緒に戦っている。
けしかけられる獣たちは現れる側からウタノが撃ち取る。
トーマスがチャンピオンの足を止め、ティーバが次々と技を繰り出していく。
さすがのチャンピオンも少しづつ疲労していく。
そして、ついに、チャンピオンが見せた一瞬の隙を見逃さず、背後を取ったビンラッドが鮮やかな手並みでチャンピオンの意識を刈り取った。
勝利の報酬は、チャンピオンが使用していた武器だった。
勝利者には闘技場の商店を利用できるという特典もあった。
チャンピオンと対戦してティーバも満足気で、ますます精進すると張り切っている。
スモットの武器は短剣だったので、これはビンラッドに渡しておいた。
顔にはださないが気に入っているようで、ビンラッドも機嫌がいい。
ウタノ「どうかとも思ったが、闘技場に参加してよかったなー」
喜ぶ仲間を見てそう思うウタノ隊長だった。
ヴェルトリュース地図クエスト【チャンピオンに勝利】完了。
闘技場の戦いから何日か経って、マルハイムの近郊で盗賊退治をおこなっていたウタノ傭兵団は、一人の武人に出会いました。
畑を買い取って隠居したと話すその男は、その昔闘技場で伝説のチャンピオンとしてた戦っていたと言い、自ら培った技術を継承できる者を探していたようです。
闘技場で優勝したことを知った男は、嬉々として技の伝授を申し出てきました。
男の目に適ったのはビンラッド。そして伝授されたのは「暗殺者」のスキルでした。
ヴェルトリュース地図クエスト【剣闘士の遺産】完了。
いつものように盗賊退治を受けようと宿屋を訪れたウタノは、傭兵ギルドから別のクエストを依頼されました。
盗賊たちが北にある冠水鉱山を根城にしており、鉱山が営業でずに困っているとの事。
傭兵ギルドに貸しができるのなら安いものと依頼を引き受けたウタノ傭兵団。
さっそく冠水鉱山に向かいました。
薄暗い鉱山内という場所での戦闘は、見通しも悪く手こずりましたが、なんとか勝利を収めました。
ヴェルトリュース地図クエスト【冠水鉱山】完了。
傭兵ギルドのクエスト依頼も順調で、傭兵団の資金も装備もかなり整ってきました。
ウタノ「この地での足場も整ってきたし、そろそろ討伐以外のクエストもこなしていくかな」
新天地でも順風満帆といっても良い、ウタノ傭兵団なのでした。
次回に続く!(かもしれない)
次のお話、https://www.mayonakanouta.com/blog/wartales-replay-013