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SCUMにはとても多くのアイテムが存在しますが、そのほとんどに耐久値(品質) という数値が存在します。
各アイテムのアイコン表示の右下に表示されているパーセンテージが耐久値(品質) になります。
品質が下がるとアイテムのアイコンが薄汚れた感じに変化するので、ぱっと見でも低品質か高品質がわかるようになっています。
左下に表示されている数字は容量(使用回数上限)と残量(残り使用回数) で、5/10といった分数表示で示されます。
容量(使用回数)が存在しないアイテム(一回使いきりの素材やツール類など)も存在します。
右上に表示されているのはアイテムの重量です。容量(使用回数)のあるものは残量(残り使用回数)が減ると重量も減ります。
全てのアイテムは耐久値が0になると、使用不可または消失します。
クラフト(アイテムの作成)にはいろいろなアイテムを素材や必須ツールとして使用しますが、残量(残り使用回数)が0、または耐久値が0になったアイテムは使用できません。
プレイヤーがよく混乱する原因として、残量や耐久値が0のものでも素材として選択できてしまうという仕様があります。クラフト可能(クラフトボタンが押せる)な状態なのになんの反応もない場合は、素材の耐久値や残量を確認しましょう。
アイテムの耐久値(品質)は適切なツールを使用して修理することで回復させることができます。
修理用のツールにはさまざまな種類があり、機械的なアイテムには工具箱、刃物類には砥石、銃器には銃用メンテナンスツールといった具合でそれぞれに対応したツールを用意することになります。
アイテムの耐久値(品質)はトレーダーでの買取額にも影響します。
品質の高いアイテムほど高く買ってもらえるというのはある意味あたりまえですね。
品質27%で見た目もボロボロですが、同じようにたまたま拾った工具箱で修理してやると─
品質100%に復活。アイコンもピカピカになりました。
代わりに使用した工具箱は、残り使用回数61、品質23% → 残り使用回数24、品質16% に低下しました。
こういった感じで修理はツールの使用回数とアイテム耐久値の交換になるので、修理アイテムの販売を前提に修理をおこなう場合は、使用するツールの価値と売却アイテムの値段を考慮して、あえて修理しないで売ってしまうというのも有りです。
※基本的に修理にかかるツールの消費は回復させる品質の量に比例します。簡単に言うと、品質70%から100%に回復させる場合、30%の回復でツールの耐久値または使用回数が30%減るという事です(実際はアイテムによって回復量が異なりますが、同系統のアイテムであれば概ね同一の値になります)。ここで覚えておかないといけないのは、買取額が10クレジットのアイテムでも10000クレジットのアイテムでも修理にかかるツールの消費は同じということです。つまり、買取前提の修理で、修理用ツールの使用回数が限られている場合は、高価なアイテムを優先して修理したほうが良い、または買取額の安いものはあえて修理しないほうがお得、という事になります。
当然、武器や装備類など自身での使用が前提のアイテムなどはできる限りベストコンディション(品質100%)を維持したほうがいいですし、修理によって上昇するスキルは重要なので積極的に修理はおこなったほうがいいです。あくまでもトレーダーでの買取を前提としたアイテムでの話ということで (`・ω・´)。
RE:PLAY
※ロールプレイにより地の文が一人称になっております。
夜が明けた。
今日も一日頑張らなければ。
私は町中の道を仕事場へと向かう。
仕事場と言ってもおしゃれな事務所があるわけではない。
私の仕事場、それは ─── ジャンクヤード(廃材置き場)だ。
私はいろいろと試行錯誤の結果、リサイクル業者として活動していた。
リサイクルなどと言えば聞こえばいいが、早い話が「ゴミ漁り」だ。
放置されたゴミの山から使えそうなもの、修理できそうなものを探す。
大抵は鉄くずやら布切れやら使えないものばかりだが、たまに車の持ち主が置き忘れたのだろう工具類や、弾薬、狩猟用の弓などが見つかることもある。
車のセンサーや動かなくなったCDプレイヤーなんかも私にとってはお宝だ。
壊れたギターなんてものを見つけたこともあった。
そうして見つけた廃品を拠点に運び込んでは、暇を見つけて修理し、どうにか使えるようにするのだ。
そうやって修理した物品は雑貨屋に持ち込んで買い取ってもらう。
いろいろとゴタゴタもあったが、雑貨屋の親父とはすっかり顔なじみになってしまった。
いまでは雑貨屋の倉庫を借りて、ため込んだ商品を卸させてもらっているほどだ。
もちろん廃品回収ばかりやっていたわけじゃなく、チャンスが舞い込んだ時にはしっかりと稼がせてもらった。
そう、救援物資のカーゴがたまたま近くに落ちてきた時の話だ。
救援物資は相変わらず宝の山で、手に入った装備品などは、普段の廃品回収が馬鹿らしくなるほどの値段で売れた。
ピッキングではなく大急ぎで強引にこじ開けたせいで、傷物になっていなければもっと高値で売れたことだろう。
私はそんな風に日々を過ごしながら、着実に装備を整え、生活の基盤を固めていった。