データベースを使わない軽量・手軽なCMS「BLUDIT」を試してみました。

BLUDITはいわゆるフラットファイル(データベースを使わず、ファイルベースでデータを保存する)CMSです。

それなりにしっかりとした管理画面が存在しており、コンテンツの追加やテーマの変更、サイトの設定などをWEB上(ブラウザ上)でおこなうことができます。

インストールも簡単で公式サイトから zip ファイルをダウンロードして、展開したフォルダの内容をFTPなどで公開したいサーバーのrootフォルダに配置します。

配置後は公開サーバーのURLにアクセスすればインストール画面が表示されます。

まずは使用言語を選択します。

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次に管理ユーザー(ユーザー名はadminで固定です)のパスワードを設定します。

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インストールはこれだけで完了です。

 

インストール完了後すぐにランディングページが表示されます。

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ランディングページに管理パネルへのリンクがあるので、そこから管理画面にアクセスし、先ほど設定した管理パスワードでログインすれば管理パネルにアクセスできます。

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管理画面はとにかくシンプルで必要最低限の機能に絞ったような潔さが感じられます。

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テーマ管理機能

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テーマの変更や設定がおこなえます。
※管理画面用ダークテーマを設定したところ

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プラグイン管理機能

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プラグインの有効・無効化、設定変更などがおこなえます。

 

ただ、管理画面からテーマやプラグインの追加や削除はおこなえません。
追加したいテーマや、プラグインを公式サイトからダウンロード後、FTPなどで指定のフォルダーにアップするだけなのでそこまで手間ではありません。

 

コンテンツの編集に関しては、通常ページ、静的ページ、固定ページ、予約済み、下書きと必要なステータスは大体用意されています。

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所感

軽く触った感じですが、シンプルな分余計なトラブル(管理者が対処できない不具合)は起きそうにない感じがしました。
シンプルですが、最低限の機能は備わってるので更新やメンテナンスもそこまで手間ではない感じです。

当サイトは同じくフラットファイルCMS「Grav」を利用して構築していますが、GravとFTPを使った静的ファイルでのWEBサイト構築のちょうど中間といった印象を受けました。

WPやDrupal、私的にはGravも含まれるかなと思いますが、そういった高機能なCMSはどうしても不具合が発生した場合に管理者によるリカバリーが困難な状態が多く発生します(システムが複雑化すれば比例してメンテナンス=システムの把握が大変になる)。

メンテナンスやリカバリーのしやすさは自身によるサイトの改良(テーマやプラグインの開発)のしやすさにも通じます。

Bludit はシンプルなシステムである分管理者がシステム自体を把握しやすく、何らかの問題が発生しても十分リカバリーが可能です。

ただし、それなりにスキルが必要になるのでコンテンツのみの更新をおこないたいと思っているようなブロガーの方には向かないのではないかと思います。

エンジニアの方で手早くサイトを構築したいと考えている方なら一考の余地があるかなと思います。

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